セクシュアリティについて悩みを抱える子どもたち、その保護者の方、学校をはじめとする教育機関に携わっている先生方、それぞれの立場の人たちへ「ここいろhiroshimaからのメッセージ」と「よくあるご質問」を掲載しています。

あなたは、
かけがえのない大切な存在

當山敦己(あっきー)、高畑桜(さーちゃん)

「悩んでいるのは自分だけかもしれない」
「こんな自分が嫌だ」
「自分には味方なんていない」

いま、そう感じているなら、
あなたの目の前にある世界は
苦しくて、辛くて、
逃げ出したくなるかもしれないね。

でも、ほんの少しだけ勇気を出して、
ここいろとつながってみませんか?

あなたの勇気を受け取ってくれる仲間が待っています。

ここいろの仲間たちから
あなたへメッセージ

みんなそれぞれ悩みは違うけど、誰かのアドバイスが気付きになったり、支えになったりします。あなたは一人じゃないよ。
悩んでいるのは一人だけじゃないです!一緒におしゃべりしましょう!
ここいろに参加して、LGBTQ+についての悩みを気軽に相談できる場が出来、ホントに良かったと思ってます。パスしたりしてもいいし、聞くだけでもいいし、誰も否定する人はいないので来てみて欲しいです!
楽しいよー!一緒に話そ!いるだけでいいと思える居場所があります。
少しずつ、少しずつ、ゆっくり、自分の気持ちを大事にして、生活できたらよいと思います。ただ助けてと言える場所があることだけは知っておいてください。
何かしなきゃいけないとか、話をしなきゃいけないとか、ドキドキされてたらそんな心配はいりませんよ。 ただ、その場に座っていたりしてても大丈夫ですよ。少し世界が広がると気持ちが楽になってきます。安心できる居場所があるとなおさらです。 私はここいろはそんな場所だと思っています。
自分は最初ここいろに参加する時緊張していましたが、みんな温かく迎えてくれ、優しい方ばかりです。是非来てみてください!

よくあるご質問、子どもたち編

Q.ここいろの交流会に参加したい。親には話していないので1人でも参加可能ですか?
A.参加可能です。
実際に、一人で「ここいろ会」に参加している方も居るので安心してご参加ください^^
Q.交流会に参加したいが、親に話していないので交通費などのお金の工面が難しい。
A.ここいろhiroshimaでは、交通費のサポートを行っています。
一緒に考えますのでお気軽にご相談ください。LINE相談もしくはお問い合わせからご相談ください。
Q.自分のセクシュアリティやジェンダーがよくわからないのですが参加はできますか?
A.もちろん参加できます。ここいろhiroshimaには、セクシュアリティのことで悩んでいたり、揺らいでいたり、色んな方が居ますので安心してお越しください。
Q.人と話したり一緒に何かするのが苦手です。それでも参加できますか?
A.ここいろhiroshimaでは、みんなで一緒に何かをやることはあまりなく、それぞれが好きなことをしながら自由に過ごしています。絵を描いたり、ゲームをしたり、身体を動かして遊んだりする人も居れば、座ってみんなの様子を見ている方も居ます。
Q.どんな人が参加していますか?
A.ここいろ会には保育園児から70代の方まで幅広い年齢の方が参加します。家族で参加したり、一人で参加したり、きょうだいや友達を連れて来る方も居ます。
Q.参加費はかかりますか?
A.ここいろ会中高生の会も参加費は無料です。安心して遊びに来てくださいね。

子どものことを
みんなで考え、みんなで見守る

親子の写真

我が子に、セクシュアルマイノリティだと打ち明けられたとき、保護者の気持ちはそれぞれ異なります。

「ああ、そうなのね」と感じる方も居れば、
「自分の育て方が間違っていたのかもしれない」
「受け入れられない自分はダメな親だ」と自分自身を否定してしまう方も居ます。

目の前の子どもの生き方を尊重し、
応援したいと思いながらも
「我が子の未来はどうなってしまうのだろう」と不安や葛藤に飲み込まれてしまいそうな日もあることでしょう。

だからこそ、
保護者にとって安心できるつながりが必要です。
子どものことをみんなで考え、見守っていく。
ここいろには、子どものことを、あなたと一緒に考えてくれる仲間がいるので会いに来てください。

ここいろの仲間たちから
あなたへメッセージ

どうかお子様の事で一人で悩まないでください。そして勇気を出して、ここいろhiroshimaの扉を叩いてみてください。素晴らしい出会いがありますので、安心してください。
保護者会に初めて出席する日は、うまく話せなかったらと何日も前から憂鬱だったのを覚えています。それでも踏み出せたあの日の小さな1歩は、今ではかなり大きな1歩だったと思います。保護者会…そこには仲間がいます。今、私のように悩まれて孤独に感じている方がもしいたら、勇気をだしてつながってみてほしいです。きっと力になってくれます。
同じように悩みをもつ人同士で話すことで少しでも楽になってもらえたらと思います。私も最初は同じような保護者と出会い話したいと思ってました。話すと楽になりました。親にとっても一人じゃないと思える場所になっています。

よくあるご質問、保護者編

Q.ここいろの交流会には、保護者(もしくは子ども)だけの参加でも大丈夫ですか?
A.参加可能です。
ここいろ会は、お子さんだけの参加や、保護者の方だけで参加する方もいらっしゃいます。
Q.保護者会には、どんな方が参加しているのですか?
A.保護者会は、ご自身の子どもがLGBTQ+(かもしれない)という保護者の方がほとんどですが、悩んでいることを一緒になって考えたいと思っているサポートメンバーも参加します。
Q.保護者会には、保護者のきょうだいや親戚の参加も可能ですか?
A.参加可能です。
お子さんのことを一緒に考えてくれていたり、知りたいという想いで参加される方も居ます。
Q.保護者会に、子どもも連れて行ってもいいですか?
A.保護者会では、基本的にお子さんの参加はお断りしています。
理由としては、保護者同士だからこそ話せる話題や気持ちの共有の場をホールドするためです。ただし、乳児や幼児のお子さんがいらっしゃる場合は、一度ご相談いただければと思います。
Q.広島県外に住んでいますが、参加できますか?
A.もちろん参加可能です。
いきなり参加するのが不安だったり、事前に個別で話しておきたいことがあったりする場合は、LINE相談対面での個別相談(オンラインも可能)をご活用ください。詳細は一度ご相談いただければと思います。
Q.保護者会に参加費はかかりますか?
A.会場費と茶菓子代として、お一人1,000円の参加費をいただいております。

多様な背景をもつ子どもたち
先生にも、一緒に考える味方や仲間が必要

学校での授業の様子

LGBTQ+について学び、学校として取り組む必要があると思う一方で、何から始めたらいいのか、どのように取り組んでいけばいいのか分からず、悩まれている先生方は少なくありません。

日々の多忙な業務の中で多様な背景をもつ子どもたちと関わり、真摯に向き合うことで、自分の力のなさやもどかしさを感じることもあるでしょう。

そんな時は、あなただけで、学校だけで抱え込まず、
私たちと一緒に考えていきましょう。

ここには、あなたと一緒に子どもたちや学校のことを考える味方・仲間がいます。
これまで、ここいろhiroshimaが培ってきたつながりと経験を分かち合いながら、みんなが安心できる学校をともにつくっていきませんか。

実際に、講演会・出張授業をご依頼された
先生方の声

毎年講演いただいていますが、お2人がご家族や周りの方に自身の話をされたときの様子は何度聞いても胸が暖かくなります。学校での特別な取り組みは、私もあまり出来ていないのですが、当事者の方から生徒や教員に話をしていただくことで、見えてくる課題もあると思うので、まずはここいろさんにご相談されてみてはいかがでしょうか。(高校養護教諭)
支援者である私たちの理解が深まりました。そして、児童生徒にも人と違う自分や、自分と違う人を受け入れようとする言動が増えてきたと思います。何より人柄が素晴らしい!気兼ねなくお話しできるお二人です!困っていることを伝えたら、すぐに力を貸してくれる心強い仲間です!(特別支援学校教諭)
「相談してよかった」研修や授業を依頼して5年、本当にそう思います。 「こんなこと聞いていいのかな?」最初の戸惑いも、お2人の人柄に触れると5分でなくなります! ここいろhiroshimaが広島にあるという有り難さを、どうぞ実感してください。(小学校養護教諭)
まずは、知ることから始めてみましょう。私はそう思います。本校では、當山さん高畑さんのお話を生徒に聞かせる前に教職員を対象に研修会を開こうということになりました。知っているようで知らないことも多く、このテーマを自分の事として捉える一歩として「ここいろhiroshoma」の方々のお話は大変ありがたかったと思います。
(高校管理職)
感想文等から、様々に生きづらさを抱えた生徒が、ありのままの自分を許容し、前を向いて生きていく勇気を持つことができた様子がうかがえた。また、LGBTというテーマに、正面から向き合うことに抵抗があった教員も、勇気を貰うことができたと感じる。(高校管理職)

よくあるご質問、学校の先生編

Q.講演会や出張授業の依頼をしたいのですが。
A.派遣依頼フォームからご依頼をお願いいたします。
Q.学校で悩んでいる子がいたり、学校として取り組んでいくための相談をしたいのですが。
A.お問い合わせフォームよりご相談ください。
Q.学校にパンフレットを置きたいのですが、いただくことはできますか?
A.パンフレットは、こちらからダウンロードが可能です。印刷や配布などご自由にご活用ください。
また、郵送も可能ですので、お問い合わせフォームから学校名と必要部数をお知らせください。
Q.LGBTQ+(かもしれない)で悩んでいる生徒に、ここいろhiroshimaを紹介してもいいですか?
A.もちろんご紹介ください。
このホームページやパンフレット、LINE相談などをご紹介して頂ければと思います。
Q.講演会の後に個別相談の時間を設けたいのですが、可能でしょうか?
A.はい、可能です。派遣依頼フォームにて、講演依頼と合わせてお申し込みください。

よくあるご質問、番外編

Q.ボランティアやサポーターとして参加したいのですが、参加できますか?
A.事前にやり取りさせていただければと思いますので、お問い合わせフォームからご連絡ください。
Q.ここいろ会の年齢制限はありますか?
A.ここいろ会の主な対象者はLGBTQ+(かもしれない人も含む)の子どもとその保護者ですが、ボランティアやサポーターの方については年齢制限を設けていません。
Q.交流会の場所はどこですか?
A.現在は広島市内を中心に行っています。場所の詳細については参加する方にお伝えしていますので、参加希望の方はお問い合わせフォームからご連絡ください。
Q.広島県外でも講演会の依頼は可能ですか?
A.はい、可能です。講師料や交通費については派遣依頼フォームからご相談ください。
Q.オンラインの講演会はできますか?
A.はい、可能です。お気軽にお問い合わせください。
Q.交流会や講演会など活動の様子を取材したいのですが、取材は可能ですか?
A.交流会の取材は参加者の安心・安全を確保するためにお断りしています。
まずは参加者として交流会への参加をご検討いただければと思います。講演会については、主催者へ取材の許可を取っていただくようお願いします。
Q.卒論やレポート制作に当たりアンケート調査やインタビューに協力してもらえますか?
A.活動状況や講演状況などをふまえて一度検討させていただければと思います。お問い合わせフォームからご連絡ください。

あなたは、ひとりじゃない
お気軽にご連絡ください

  • 交流会に参加したい、興味がある
  • 講演会や研修、出張授業の依頼を検討している
  • 取材・研究などの協力依頼を検討している
  • 個別相談を希望している、興味がある
  • 寄付に関するお問い合わせ
  • その他ご質問

など、ここいろhiroshimaへのご相談やお問い合わせはこちらからうけたまわります。お気軽にご連絡ください。